コーヒー学習帳

コーヒーを豆から一杯まで、基礎から体系的に学べる学習サイト。

コーヒーをゼロから、順番に。

豆の品種から焙煎・挽き目・抽出・テイスティング・保存まで、レッスンを上から順に読めば体系的に身につきます。各レッスンには出典を添えています。

LESSON 19

スペシャルティコーヒーとは — SCAスコアと第三の波を知る

スペシャルティコーヒーとはSCA(スペシャルティコーヒー協会)のカッピングで100点満点中80点以上を獲得した豆のこと。農園レベルのトレーサビリティと丁寧な品質管理が背景にあり、価格が高い理由が品質基準に裏付けられています。

LESSON 21

エスプレッソベースドリンク入門 — カフェラテ・カプチーノ・アメリカーノの違いを知る

カフェのメニューはほぼすべてエスプレッソを軸に「お湯・ミルク・泡・チョコ」の量と比率で種類が決まります。アメリカーノはお湯で薄め、ラテはミルク多め、カプチーノは泡多め——構造を覚えればどのドリンクも迷わず選べます。

LESSON 22

コーヒーと健康 — 抗酸化物質・ポリフェノールが体に与える影響を知る

コーヒーにはクロロゲン酸などのポリフェノール(抗酸化物質)が豊富で、1日3〜5杯程度の習慣的な摂取が2型糖尿病・パーキンソン病・肝疾患などのリスク低減と関連するという研究があります。ただし妊婦や敏感な人は摂取量に注意が必要です。

LESSON 25

コーヒーフィルターの種類と選び方 — ペーパー・メタル・ネルで何が変わるか

フィルターの素材が変わると、コーヒーに溶け出す成分も口当たりも変わります。ペーパーはジテルペン類をほぼ除去してクリーンな明るい味に、メタルは油分を通してコクを出し、ネル(布)はその中間のなめらかさ。アラビカ種の豆には目安として約0.4〜0.7%のジテルペンが含まれ、フィルター選びは風味だけでなく成分の面にも影響します。

LESSON 27

コーヒーの品種(カルティバー)— ゲイシャ・ブルボン・SL28の個性を知る

アラビカ種のなかにはゲイシャ・ブルボン・ティピカなど多くの「カルティバー(栽培品種)」があり、同じアラビカでも品種が違えば風味が大きく変わります。ゲイシャは2018年のオークションで目安として1ポンド約803ドルの記録を持つ、香り高い最高峰の一つです。

LESSON 28

サイフォン式コーヒー入門 — 蒸気と真空で淹れる仕組みを知る

サイフォン式(バキューム式)コーヒーメーカーは、水蒸気圧で湯を上部チャンバーに押し上げ、冷却時の真空でコーヒーを引き戻す二段構造の器具です。19世紀に誕生しヨーロッパから日本・台湾に根付いた歴史を持ち、クリーンで柔らかな口当たりの一杯が楽しめます。

LESSON 30

植物性ミルクとコーヒー — オーツ・ソイ・アーモンドの選び方と泡立ての違い

植物性ミルクのなかでコーヒーとの相性がよいのは、フォームしやすいオーツミルク(特にバリスタ版)とタンパク質が豊富なソイミルク。種類ごとのタンパク質量と泡立て特性を知ると、ラテやカプチーノを牛乳なしでもおいしく楽しめます。

LESSON 31

インスタントコーヒーの製法と歴史 — フリーズドライとスプレードライを知る

インスタントコーヒーは抽出液を乾燥させた「溶解型コーヒー」。世界で生産される生豆の目安として約50%がインスタント向けとされ、フリーズドライは香りを保ちやすく、スプレードライはコストを抑えられます。発明は1890年代、商業化は1910年代まで遡る意外に古い歴史を持つ製品です。

LESSON 33

ドリッパーの種類と選び方 — V60・ケメックス・カリタウェーブを比べる

ドリッパーの形と穴の数が流速を決め、流速が味の印象を左右します。V60は速めの流れでクリアな酸味、カリタウェーブは3穴の平底で安定した均一抽出、ケメックスは厚めフィルターで油分を取り除いた澄んだ一杯。共通の湯温・比率を守りつつ、ドリッパーの個性を活かすのが上達の近道です。

LESSON 34

コーヒーの酸味(アシディティ)— 有機酸の種類と産地・焙煎の関係

コーヒーの「アシディティ(酸味)」はネガティブな酸っぱさではなく、クエン酸・リンゴ酸などの有機酸が生み出す爽やかな明るさのことです。産地の標高・精製方法・焙煎度の組み合わせで酸のプロファイルが変わり、知るほど味の違いを言葉にする力が磨かれます。