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コーヒーの品種(カルティバー)— ゲイシャ・ブルボン・SL28の個性を知る

アラビカ種のなかには、ゲイシャ・ブルボン・ティピカ・SL28など多くの**カルティバー(栽培品種)**があります。産地や焙煎が同じでも品種が違うと風味のキャラクターが別物になるため、スペシャルティコーヒーのラベルには品種名が明記されていることがよくあります。

カルティバー(栽培品種)とは何か

レッスン02でアラビカとロブスタという「種(しゅ)」の違いを学びました。**カルティバー(cultivar)**とは、同じ種のなかで育種や選抜によって特定の形質(香り・収量・病気への強さなど)を持つよう分けられたグループのことです。

たとえば、アラビカ種のなかでも「ゲイシャ」はジャスミンのような花の香り、「ブルボン」は柔らかい甘みと高い収量、という具合にそれぞれ個性があります。

代表的なカルティバーの個性

ゲイシャ(Geisha / Gesha)

エチオピアのゲシャ地区が起源で、パナマで注目されて世界に広まった品種です。ジャスミン・桃・紅茶のような華やかなフローラル・アロマが最大の特徴。スペシャルティコーヒーのオークションでは2018年に目安として1ポンドあたり約803ドルの落札価格を記録したこともある、希少性と個性が突出した品種です。

ブルボン(Bourbon)

1708年ごろにフランス領レユニオン島(当時の名:ブルボン島)でティピカから派生した品種です。ティピカと比べて約20〜30%多くの果実をつけるとされ、生産性が高いことから中南米を中心に広く普及しました。レッドブルボン・イエローブルボンなど色の違う系統もあります。柔らかい甘みとバランスのよい酸味が評価されます。

ティピカ(Typica)

イエメン起源の「元祖」ともいえる古典品種で、世界各地に広がる過程でコナ(ハワイ)・ブルーマウンテン(ジャマイカ)・クリオーリョ(中南米)などの多くのサブ品種に枝分かれしました。収量はブルボンより少ない傾向がありますが、クリーンで繊細な風味を持ちます。

SL28・SL34

ケニアのスコット農業試験場(Scott Laboratories)が選抜した、ケニアを代表する品種です。SL28は干ばつ耐性が高く、カシス・グレープフルーツのような鮮やかな酸味が特徴。SL34はフレンチミッション・ブルボン系から選抜され、SL28と並んでケニアコーヒーの高品質を支えています。

品種名と産地はセットで読む

カルティバーは栽培環境(気候・標高・土壌)と組み合わさって風味が完成します。同じゲイシャでも、パナマとコロンビアとでは異なる顔を見せます。コーヒーの袋に「産地名+品種名」が両方書かれていれば、それがスペシャルティコーヒーの「身元証明」です。レッスン19(スペシャルティコーヒー)と合わせて読むと、ラベルの意味がより深く理解できます。

まとめ

  • アラビカ種のなかには多くの**カルティバー(栽培品種)**があり、ゲイシャ・ブルボン・ティピカ・SL28などが代表格
  • ゲイシャはフローラルな香りで知られ、2018年の競売で目安として約803ドル/ポンドを記録した希少品種
  • ブルボンはティピカより収量が多く(目安20〜30%増)、中南米で広く普及
  • SL28・SL34はケニア固有の選抜品種で、鮮やかな酸味が特徴
  • 品種名と産地名をセットで確認すると、コーヒーの個性をより深く読み解けます

本記事はAI(Claude)が執筆しました。数値は出典資料に基づく目安です。専門的な助言の代替ではありません。

出典